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2010年08月 アーカイブ

政治機能 その5

(4)顕在的機能ManifestFunction

(5)潜在的機能LatentFunction

システム参与者の主観的意図と客観的結果の一致・不一致という点から機能は2つに区別できます。

顕在的機能とは「一定の体系の調整・適応に貢献する客観的結果であって、しかもこの体系の参与者によって意図され認知されたもの」です。

潜在的機能とは、参与者によって意図されず、認知されない結果です。

例えば選挙を前にして政党が遊説隊を組織した場合を考えてみましょう。

遊説隊を組織することの顕在的機能は、宣伝文書の配布、講演会開催、スピーカによる演説などの活動を通じて有権者に党の宣伝を行ない、有権者の投票行動を自党に有利な方向に誘導し、得票率を上げることです。

しかし、そのような明白かつ意識的な目的を持って編成された遊説隊も結果として市民の政治教育、啓
蒙活動となったり、(市民の政治意識の向上のため逆に他党の宣伝となってしまったり)、隊員間の連帯感を生んだり、あるいは隊員のより物質的な必要を充たしたりするかもしれません。

これらはもともと意図されなかった結果であり、無意識のうちに生じた結果です。

これが潜在的機能なのです。

顕在的機能・潜在的機能という概念区分は精神分析家S.Freudの夢の分析に示唆されたものであることは明らかでしょう。

両概念のうち、とくに潜在的機能が重要です。

R.Merton自身も、潜在的機能に関する成果は顕在的機能に関する成果よりも大いに知識を増進させると述べています。

われわれは政治変動や政治的改革に関心を持っていますが、政治行動や政治制度が潜在的機能を持っているかもしれないという認識は政治変動や改革を理解する上で次のようなパースペクティブを提供してくれます。

「現存する社会構造を廃止しようとして、廃止予定の組織によって充足されていた機能を充たし得る適当な代替構造を提供しないで、何らかの試みが推し進められたとしてもそんな試みは失敗する運命にある」(R.Merton、1967)。

先ず第1に、変更予定の構造は見えないがシステムにとって好ましい機能を演じているかもしれないということを知る必要があるでしょう。

その機能は何らかの方法で充足されねばなりません。

第2に、政治変動を策し、政治改革を実現しようとするにあたって、われわれが実施しようとする政策がわれわれの予想能力を超えた結果や、元来の意図から逸脱した望ましくない変化をも惹き起こす可能性を秘めていることを銘記しておかねばなりません。

"見えない油"に気をつけて

日本人が摂取している油脂の約73%は、「見えない油」なのです。


植物油やバター等々、目に見える油には注意がいきますが、油脂がさまざまな形で存在していることは見過ごされやすいです。


油脂は加工食品や菓子などに含まれるだけでなく、肉や魚、卵などの素材そのものの中にもあります。


肉の脂身や魚油などはわかりやすいですが、野菜やご飯の中にも油脂が含まれているのは、案外知られていないかもしれないです。


たとえば、キュウリには7本(750g)中、1.5g。


ニンジンには250g中、0.5g。


ご飯には1杯(55g)中、0.3g含有されています。


私たちは無意識のうちにかなりの油脂を摂っています。


もちろん、だからといって、野菜やご飯を控えようというのではありません。


控えるべきは加工食品や菓子などでしょう。


油の種類に気づかうだけでなく、そんな見えない部分にも配慮したいですね。

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