ビタミンは摂り方しだいで"毒"になる
ひとびとの健康志向が高まるにつれて、ビタミンの"株"は上昇の一途をたどっています。
ビタミンは"いいもの"、悪者にはなりえないような錯覚さえ抱いてしまいます。
しかし、早飲み込みや先入観は危険です。
そのべールを剥いで、ビタミンの真の素顔を覗いてみましょう。
人間が生きていくためには、さまざまな栄養素が必要です。
体をつくったり、エネルギー源となるのは、炭水化物、タンパク質、脂質が中心ですが、それだけではうまく機能しません。
生理機能の調節役としてのビタミン、ミネラル(無機質)、食物繊維などの働きがあってはじめて活動できます。
つまり、ビタミンは脇役としてなくてはならない栄養素なのです。
ビタミンとひとくちにいってもさまざまで、大きく分けると、水に溶けて脂に溶けない「水溶性ビタミン」と、逆のタイプの「脂溶性ビタミン」があります。
ここではガンに対する効用についてふれてみます。
"ビタミンが不足するとガンにかかりやすくなる"、また"ビタミンを摂ればガンの予防になる"などと、かなり前から議論されてきました。
ガンと関わりが深いといわれるビタミンは、抗酸化ビタミンといわれるA、E、Cです。